研究成果

research

少子高齢化をめぐる問題に北東アジアの社会レベルで協力して対処するための提言研究

Abstract

目的

日本とアジア太平洋地域諸国との経済的関係の緊密化にともない、気候変動・自然災害、食糧・水、エネルギー・資源、感染症等の非軍事的脅威からこの地域の経済活動や市民生活の安全・安心を守るための仕組みの構築が喫緊の課題となっている。課題は、一国内の技術的解決策の範囲を超え、国際的な協力の可能性にまで広がっている。

期待される成果と社会還元のイメージ

関西地域のシンクタンクとして、アジア太平洋地域の発展を阻害しかねない様々な脅威への対応策を提案し、同地域の持続的成長に貢献する。

リサーチリーダー 神戸大学大学院国際協力研究科教授 木村 幹
リサーチャー 金沢大学医薬保健研究域医学系准教授 杉本 直俊
リサーチャー 金沢学院大学経営情報学部准教授 酒井 亨

研究成果

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    研究プロジェクト

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    RESEARCH LEADER : 
    木村 幹

    ABSTRACT

    リサーチリーダー

    主席研究員 木村 幹 神戸大学教授

    研究目的

    日本、韓国、台湾の高齢化問題における連携を模索する。北東アジアでは日本のみならず、多くの国で少子高齢化が進んでいる。この状況において、いかにして社会の活力を維持できるのか。各国の経験や試行錯誤を調査・分析する事により、この問題に資することを目的とする。

     

    研究内容

    日本において展開されている高齢者ビジネス(特に高齢者医療関係ビジネス)は、韓国・台湾でも展開する事が可能な事例がある。また、韓国・台湾において展開されている高齢者ビジネスや高齢者雇用施策においては、日本でも活用することが可能な事例がある。これらの事例から連携可能なものを抽出する。

     

    リサーチャー

    杉本直俊 金沢大学 准教授

    陳永峰 台湾東海大学 助理教授

    金成垣 東京経済大学 准教授

    杉村豪一 兵庫県立大学 非常勤講師

     

    期待される成果と社会還元のイメージ

    各国の実際のビジネスや、行政における高齢者政策作成に資する。