高度外国人材受入促進のための実践的研究

リサーチリーダー

総括調査役 山下かおり

 

研究目的

日本企業の海外進出が盛んであるが、海外進出の拡大に伴い企業における人材国際化の必要性も高まってきている。日本政府としても、企業における人材国際化を推進するため、留学生の受入促進、高度外国人財の活用推進に取り組んでいる。こうした背景の下、海外からの留学生は年々増加しているが、留学生の日本企業への就職はまだまだ多くないのが現状である。

APIRの2012年度の自主研究「関西地域の投資戦略:高度外国人財の活用による活性化」(小川一夫・大阪大学教授)によれば、就職に関する情報はうまく留学生に伝わっているとはいえず、留学生の側からは情報不足を指摘する声が多数寄せられるなどまだまだ多くの課題があることがわかっている。そのような課題は以前からも指摘されているが、なかなか改善されない実態がある。本プロジェクトではできるだけ具体的な課題を調査し、解決策を提言することを目的とする。

 

研究内容

具体的には1)留学生への情報伝達がうまくなされていないのは、伝達手段・経路などのどこに具体的な問題があるのか、2)また企業側のニーズが大学教育の中で解消されていない現状を打破するために具体的にどのような事をなすべきか、3)留学生の日本企業への就職促進のための障害は何か等について明らかにすることを念頭に、昨年度の調査研究を発展させ今年度は①留学生の就活に資する就活支援サイト等の支援方法、②グローバル人材育成に関する定性及び定量調査(戦略と組織、現場対応、そして外国籍社員の現状から)の調査研究を実施する。

 

リサーチャー

鈴木勘一郎 立命館アジア太平洋大学教授

平井達也 立命館アジア太平洋大学准教授

岡崎仁美 株式会社リクルートキャリア 就職みらい研究所所長

今泉 浩 株式会社リクルートキャリア 新卒事業本部関西営業部部長

山下弘喜 株式会社マイナビ グローバル採用企画統括部統括部長

中森博也 株式会社マイナビ 大阪 総合企画営業部部長

 

オブザーバー

坂本和一 立命館大学 名誉教授、立命館アジア太平洋大学初代学長

梅村その子 関西経済連合会ダイバシティ担当部長

鱧谷 貴 大阪商工会議所 人材開発部部長、人材採用支援担当課長 

 

期待される成果と社会還元のイメージ

・調査研究結果の公表による情報提供(企業・大学・行政等関係者ならびに一般)

・APIRの研究報告書やシンポジウム等での活用

・関西経済連合会や行政機関への情報提供や政策提言活動での活用

 

<ご参考: 研究会の活動予定>

研究会

・2015年6月19日   第一回研究会(2014年成果報告&研究計画議論)開催済

・2015年9月~11月  中間報告会

・2015年9月~11月  外部講師招へいによるオープン研究会

・2016年3月頃     最終研究会

イベント・セミナー

・2015年7月31日 グローバル人材育成・活用推進シンポジウム

「今、問い直すグローバル人材育成-産学官の認識ギャップを超えて-」15:00~17:20

・2015年9~11月 留学生セミナー(関西経済連合会、近畿経産局、APIR共催予定)

関連論文

山下かおり
研究プロジェクト

人材育成研究プロジェクト:高度外国人材受入促進のための実践的研究

[ 2014年度/その他の調査研究 ] AUTHOR山下かおり DATE2014-05-12

Abstract/Keywords

プロジェクトリーダー

総括プロデューサー 山下かおり  

研究目的

 グローバル人材を活用した関西の活性化を推進するため、高度外国人材の受入を促進のための留学生の就職支援に焦点をあて、これまであまり明らかにされていない具体的な課題を明らかにし、実践的に推進するための提言を行う。  

研究内容

 ①留学生の就職率向上に資する大学・地域での支援活動の在り方 ②企業が求める人材育成のためのカリキュラムの開発課題 ③経済発展が著しい新興諸国・地域からの留学生受入れ・就職率を高める方策 ④留学生の育成・就職を地域で支援する組織の在り方に資する調査研究を行う。 (今年度は①②に重点を置く)  

共同研究者

鈴木勘一郎 立命館アジア太平洋大学国際経営学部教授 平井達也 立命館アジア太平洋大学教育開発・学修支援センター准教授 他  

期待される成果と社会還元のイメージ

個別の面談・モニター調査の手法を用いて、大学、企業、行政に有益な具体的な課題の抽出と提案を行う。