関西マクロ計量モデルの構造とその活用 2008年版

2009-06-02

主査:福重元嗣氏(大阪大学大学院経済学研究科 教授)
委員:高林喜久生氏(関西学院大学経済学部 教授)
研究協力者:下田充氏(日本アプライドリサーチ研究所)

各地域が独自の発展戦略をもつことが求められる「地方分権の時代」にあって、経済分析モデルを利用したシミュ レーションや将来予測は、戦略の立案や各種施策の評価、外生的なショックの影響測定に有効な情報を与えてくれる。関西に拠点をおく企業や個人にとっても経 済分析モデルは有力な武器となろう。
当研究所は2003年5月から学界、官界、関連研究機関の専門家と連携・協力しつつ、「関西マクロ経済分析モデル」の開発に取り組んでいる。2006年 には、関西マクロ計量モデル(中間報告)を公表している。このたび、関西7府県(大阪、兵庫、京都、奈良、和歌山、滋賀、福井)を対象とし、関西地域間産 業連関表と連結した関西マクロ計量モデル2008年版を完成させた。
また、完成したモデルを活用して、公共投資のテストシミュレーションおよび、大阪湾岸大型設備投資の経済波及効果を試算し、関西地域間産業連関表単独で行った場合の結果と比較している。
報告書の報告会は2008年11月に開催したが、その後修正を行い2009年6月に公開した。

なお、関西地域間産業連関表による同種のシミュレーションは以下のとおり公表されている。