12月7日に第4回研究会を開催しました。

2016-12-26

この研究成果の研究プロジェクト

大野 泉

研究プロジェクト

アジアの知日産業人材との戦略的ネットワーク構築

[ 2016年度/アジア太平洋地域の経済的ダイナミズムと今後の行方 ] AUTHOR大野 泉 DATE

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Abstract/Keywords

アジア,産業開発協力,知日産業人材ネットワーク

リサーチリーダー

上席研究員 大野 泉 政策研究大学院大学教授  

研究目的

日本が今までアジア諸国への産業開発協力(政府開発援助(ODA)、官民連携など)を通じて形成してきた知日産業人材のネットワークを強化し、効果的に活用する戦略を検討し、提言をとりまとめることを目的とする。加えて、今後も知日産業人材を継続的に創出していく方策を検討する。これにより、新時代を迎えた日本企業の海外展開ニーズに応え、アジアとの共創パートナーシップの推進に貢献する。

研究内容

研究会、国内の経済協力機関(国、自治体、NPOなど)や企業からのヒアリング、アジアの知日産業人材からのヒアリング(招聘予定)、データ収集分析・文献調査を組み合わせて、以下について調査を行う。

・ 日本企業による海外直接投資の時代的変遷、およびこれに対応した日本のアジア諸国に対する産業開発協力や官民連携の取組(特に、1980年代のプラザ合意以降)

・ 今までの産業開発協力を通じて形成されたアジア諸国の知日産業人材・組織の基盤に関する検討・整理(JICA・HIDA・PREX・自治体・関経連等の取組についての事例分析、データ整理、関西の経験など)

・ 日本企業の最近の海外展開ニーズやアジア諸国の課題をふまえ、求められる知日産業人材のタイプに関する考察(類型化)、および企業や経済協力機関が直面している課題の検討・分析

・ アジア諸国の知日産業人材とのネットワーク強化、効果的活用に向けた戦略と具体策の提言

 研究会は、関経連、およびODAや経済協力を通じてアジア等の新興国・途上国の産業人材育成に取り組んでいる国・自治体・NPOなどの諸機関の協力を得て行う。さらに、アジア諸国(1~2ヵ国)から知日人材を招聘して研究会と公開フォーラムを開催し、アジアの視点から日本との産業人材ネットワーク強化への期待、今後取り組むべき課題等について意見交換する機会をつくる。

 

統括

林 敏彦 APIR研究統括

リサーチャー

大野健一 政策研究大学院大学 教授 大西靖典 国際協力機構(JICA) 関西所長 小川和久 海外産業人材育成協会(HIDA) 関西研修センター館長 瀬戸口恵美子 太平洋人材交流センター(PREX) 国際交流部長 小野知哉 神戸国際協力交流センター(KIC) 総務部長兼事業部長 濱田浩一 関西経済連合会  国際部副参与 

研究協力者

領家 誠 大阪府商工労働部 森 純一 英国カーディフ大学博士課程、前JICA専門家 近畿通商産業局 通商部国際事業課  

期待される成果と社会還元のイメージ

 アジアの知日産業人材・組織に関する情報を収集・整理する。最近の日本企業の海外展開の動向をふまえ、求められる知日産業人材のタイプを類型化する。アジア諸国の知日産業人材とのネットワーク強化、その効果的活用に向けて、産官学連携で取り組んでいくための戦略を提示する。

 2016年2月の「関西財界セミナー」第3分科会の議論(の一部)のフォローアップとして、関経連や関西経済同友会、関心ある企業による次年度以降の取組の参考に資する。また、日本企業のアジア・ビジネス拡大において鍵となる、現地・国内の知日産業人材・組織に関する情報を提供する。JICA・HIDA・PREX・自治体・関経連等による産業人材育成(研修等)事業のさらなる改善の可能性、および組織横断的な連携の方向性を検討する材料を提供する。

 

関連リンク

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