2012年度の報告書 -日本企業立地先としてのアジアの魅力とリスク-が完成しました。

2013-05-28

本研究は、国際産業立地といった地理的・空間的な側面から、日本企業(関西中小企業)のアジア進出や国際分業進展の課題や展望について考察しています。繊維・アパレル、電機、自動車、外食などの具体的な産業分野ごとに、日本企業のアジア立地戦略について検討しており、また、中国とタイを中心にして、アジアの諸国・諸地域の立地環境上の魅力やリスクについて検討しています。考察を踏まえ、日本企業にとってアジア地域はコスト削減の場所よりも市場開拓の場所になりつつあること、広い意味での日本式サービス(日本的管理方式やメンテナンスなどを含みます)が企業優位性として活用でき、現地での市場開拓の切り口となり得ること等を提言しています。

この研究成果の研究プロジェクト

鈴木 洋太郎

研究プロジェクト

日本企業立地先としての東アジア

[ 2012年度/アジア太平洋経済展望 ] AUTHOR鈴木 洋太郎 DATE2012-04

Abstract/Keywords

東アジア

リサーチリーダー 鈴木 洋太郎 大阪市立大学教授 研究成果概要 本研究は、国際産業立地といった地理的・空間的な側面から、日本企業(関西中小企業)のアジア進出や国際分業進展の課題や展望について考察しています。繊維・アパレル、電機、自動車、外食などの具体的な産業分野ごとに、日本企業のアジア立地戦略について検討しており、また、中国とタイを中心にして、アジアの諸国・諸地域の立地環境上の魅力やリスクについて検討しています。考察を踏まえ、日本企業にとってアジア地域はコスト削減の場所よりも市場開拓の場所になりつつあること、広い意味での日本式サービス(日本的管理方式やメンテナンスなどを含みます)が企業優位性として活用でき、現地での市場開拓の切り口となり得ること等を提言しています。詳細はこちら 研究目的 国際産業立地の視点から、日本企業(特に関西中小企業)の東アジアへの展開や国際分業進展について、その課題と展望を明らかにする。 研究内容 ○企業のアジア立地を専門とする研究者、東アジア地域への立地に興味をもつ企業関係者等によるオープンな 研究体制 ○日本企業のアジアでの事業活動に関するデータ分析及び現地調査 ○日本企業のアジア立地戦略と東アジア地域の立地環境の特徴・動向の考察。企業の事業活動を業種別及び機能別に区分し、時代とともに、どのような業種・機能がどのような立地環境を有するアジアの国・地域に立地する傾向があるのかを分析 メンバー 川端基夫  (関西学院大学) 鍬塚賢太郎 (龍谷大学) 藤川昇悟  (阪南大学) 佐藤彰彦  (大阪産業大学) 桜井靖久  (大阪市立大学) 期待される研究成果 ・東アジア各地域の市場特性、競争条件等の分析 ・関西企業の立地戦略の具体例の課題と展望の分析 ・直接投資を企図する関西企業、自治体政策への情報提供