PEO/Structure(構造問題部門)では、太平洋地域の経済構造問題の分析を通じて、中長期的な経済展望を明らかにすることを目的としていた。 近年は、債務処理下のマクロ経済運営などの諸問題に取り組んでいた。
国際コーディネーター、日本委員会主査:高阪 章・関西学院大学国際学部教授
PEO/Forecast(短期予測部門)では、PECC各国・地域の向こう2年間、それぞれの経済成長率、消費者物価指数、輸出入伸び率などに関する予測を行っていた。これは産学官の共同による中立的な分析が特色であった。2006年より毎年11月頃に、APEC向けの政策提言レポート「SOTR: State of the Region (太平洋地域の現況報告)」の基幹として、オピニオン・リーダーへのアンケート調査結果と共にとりまとめられていた。また経済予測のアップデートを翌年4 月頃に発表していた。
事務局:カナダアジア太平洋財団
日本委員会主査: 稲田義久・甲南大学経済学部教授