経済予測 : Monthly Report(日本)
日本と米国の景気の現況と先行きについて、週間・月間ごとに予測します。特に日本と関西については、四半期ごとに景気分析と予測を行っています。
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日本経済(月次)予測(2024年6月)<6月末発表の月次データ及びGDP2次速報改定を反映し、4-6月期実質GDP成長率を前期比年率+2.5%と上方修正>
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ABSTRACT
5月発表データのレビュー
▶今回の予測では5月末までに発表されたデータを更新。また1-3月期GDP1次速報を追加した。家計消費関連指標、公共工事、及び国際収支状況を除けば、4-6月期GDP推計に必要な基礎月次データのほぼ1/3が更新された。
▶GDP1次速報によれば、1-3月期実質GDPは前期比年率-2.0%と2四半期ぶりのマイナス成長。CQM最終予測の予測誤差はほぼ想定内に収まった。
▶4月の生産指数は前月比-0.1%と2カ月ぶりのマイナスだが、1-3月平均比+2.6%上昇した。経産省は生産の基調判断を「一進一退ながら弱含み」と据え置いた。
▶4月を1-3月平均と比較すれば、建築工事費予定額は+14.0%、資本財出荷指数は+3.0%上昇した。民間住宅や民間企業設備は前期の低迷から回復。1-3月期の実質総消費動向指数は前期比+0.1%と4四半期ぶりの小幅増、公共工事は同+5.6%と3四半期ぶりのプラスとなった。
▶4月の輸出入動向(日銀ベース)を1-3月平均と比較すれば、実質輸出額は+1.3%、実質輸入額は+2.9%、それぞれ増加した。実質財貨純輸出の実質GDP成長率に対する寄与度はマイナスとなっている。
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日本経済(月次)予測(2024年5月)<5月末の統計集中発表日のデータを更新して、4-6月期の実質GDP成長率予測を前期比年率+2.0%に上方修正>
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ABSTRACT
5月発表データのレビュー
▶今回の予測では5月末までに発表されたデータを更新。また1-3月期GDP1次速報を追加した。家計消費関連指標、公共工事、及び国際収支状況を除けば、4-6月期GDP推計に必要な基礎月次データのほぼ1/3が更新された。
▶GDP1次速報によれば、1-3月期実質GDPは前期比年率-2.0%と2四半期ぶりのマイナス成長。CQM最終予測の予測誤差はほぼ想定内に収まった。
▶4月の生産指数は前月比-0.1%と2カ月ぶりのマイナスだが、1-3月平均比+2.6%上昇した。経産省は生産の基調判断を「一進一退ながら弱含み」と据え置いた。
▶4月を1-3月平均と比較すれば、建築工事費予定額は+14.0%、資本財出荷指数は+3.0%上昇した。民間住宅や民間企業設備は前期の低迷から回復。1-3月期の実質総消費動向指数は前期比+0.1%と4四半期ぶりの小幅増、公共工事は同+5.6%と3四半期ぶりのプラスとなった。
▶4月の輸出入動向(日銀ベース)を1-3月平均と比較すれば、実質輸出額は+1.3%、実質輸入額は+2.9%、それぞれ増加した。実質財貨純輸出の実質GDP成長率に対する寄与度はマイナスとなっている。
4-6月期実質GDP成長率予測の動態
▶今回のCQM(支出サイド)は、4-6月期実質GDP成長率を前期比年率+2.0%、生産サイドは同+2.4%、平均同+2.2%と予測する。市場コンセンサス(同+2.10%)は支出サイドとほぼ同じ成長率を予測(図表1参照)。
図表1
4-6月期インフレ予測の動態
▶4月の全国消費者物価コア指数は前年同月比+2.2%と32カ月連続の上昇だが、インフレ率は2カ月連続で前月から縮小。一方、コアコア指数(除く生鮮食品及びエネルギー)は同+2.4%と25カ月連続の上昇だが、インフレ率は8カ月連続で減速している。
▶今回のCQMは、4-6月期の民間最終消費支出デフレータを前期比+0.4%、国内需要デフレータを同+0.6%と予測。交易条件は悪化するため、ヘッドライン(GDPデフレータ)インフレ率を同+0.3%と予測する(図表2参照)。
図表2
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日本経済(月次)予測(2024年4月)<4月末統計集中発表日のデータを更新して、1-3月期の実質GDP成長率予測を前期比年率-2.9%に上方修正>
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ABSTRACT
4月発表データのレビュー
▶今回の予測では4月末までに発表されたデータを追加。家計消費関連指標、公共工事、及び国際収支状況を除けば、1-3月期GDP推計に必要な基礎月次データをほぼ更新。
▶3月の生産指数は前月比+3.8%上昇し3カ月ぶりのプラス。結果、1-3月期は前期比-5.4%と2四半期ぶりのマイナス。生産の基調判断は「一進一退ながら弱含み」。
▶1-3月期平均を前期と比較すると、就業者数は+4万人と5四半期連続、雇用者数は+15万人と4四半期連続で、それぞれ増加した。
▶1-3月期を前期と比較すれば、建築工事費予定額は-4.8%、資本財出荷指数は-8.4%低下した。1-2月平均を10-12月平均と比較すれば、実質総消費動向指数は-0.2%減少だが、公共工事は+4.5%増加した。民間最終消費、民間住宅投資、民間企業設備と民間需要の低迷が目立つ。
▶1-3月期の輸出入動向(日銀ベース)を前期と比較すれば、実質輸出額は-2.5%、実質輸入額は-4.5%それぞれ減少した。財貨の実質純輸出の1-3月期の実質GDP成長率に対する寄与度はプラスだが、サービス支出の寄与度は大幅なマイナスとなろう。
1-3月期実質GDP成長率予測の動態
▶今回のCQM(支出サイド)は、1-3月期実質GDP成長率を前期比年率-2.9%、生産サイドは同-1.7%と予測する。市場コンセンサス(同-0.54%)もマイナス成長を予測するが、両モデル平均予測(同-2.3%)はより高め(図表1参照)。
図表1
1-3月期インフレ予測の動態
▶3月の全国消費者物価コア指数は前年同月比+2.6%と31カ月連続の上昇だが、インフレ率は2カ月ぶりに前月から縮小。一方、コアコア指数(除く生鮮食品及びエネルギー)は同+2.9%と24カ月連続の上昇だが、インフレ率は7カ月連続で減速している。
▶今回のCQMは、1-3月期の民間最終消費支出デフレータを前期比+0.1%、国内需要デフレータを同+0.3%と予測。交易条件は悪化するため、ヘッドライン(GDPデフレータ)インフレ率を同+0.1%と予測する(図表2参照)。
図表2
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日本経済(月次)予測(2024年3月)<3月末統計集中発表日のデータを更新して、1-3月期の実質GDP成長率予測を前期比年率-3.0%に下方修正>
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ABSTRACT
3月発表データのレビュー
▶今回の予測では3月末までに発表されたデータを更新した。家計消費関連指標、公共工事、及び国際収支状況を除けば、1-3月期GDP推計に必要な基礎月次データのほぼ2/3が更新された。
▶10-12月期GDP2次速報によれば、実質GDP成長率は前期比年率+0.4%と1次速報から上方修正。結果、2四半期連続のマイナスから2四半期ぶりのプラスとなった。
▶2月の生産指数は前月比-0.1%小幅低下し2カ月連続のマイナス。結果、1-2月平均は10-12月平均比-6.2%低下した。生産の基調判断は「一進一退ながら弱含み」。
▶1-2月平均を10-12月平均と比較すれば、建築工事費予定額は-3.0%、資本財出荷指数は-11.4%低下した。1月を10-12月平均と比較すれば、実質総消費動向指数は-0.6%減少だが、公共工事は+1.8%増加した。消費、住宅投資、企業設備と民間需要の低迷が目立つ。
▶1-2月平均の輸出入動向(日銀ベース)を10-12月平均と比較すれば、実質輸出額は-4.0%、実質輸入額は-7.3%、それぞれ減少した。財貨の実質純輸出の実質GDP成長率に対する寄与度はプラスとなっている。
1-3月期実質GDP成長率予測の動態
▶今回のCQM(支出サイド)は、1-3月期の実質GDP成長率を前期比年率-3.0%と予測する。生産サイドは同-4.2%と予測。結果、平均予測(同-3.6%)は市場コンセンサス(同-0.36%)より低めとなっている(図表1参照)。
図表1
1-3月期インフレ予測の動態
▶2月の全国消費者物価コア指数は前年同月比+2.8%、インフレ率は4カ月ぶりに前月から拡大。一方、コアコア指数(除く生鮮食品及びエネルギー)は同+3.2%と23カ月連続の上昇。インフレ率は6カ月連続で減速している。
▶今回のCQMは、1-3月期の民間最終消費支出デフレータを前期比+0.1%、国内需要デフレータを同+0.2%と予測している。一方、交易条件は悪化するため、ヘッドライン(GDPデフレータ)インフレ率を同+0.0%と予測する(図表2参照)。
図表2
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日本経済(月次)予測(2024年2月)<2月末統計集中発表日のデータを更新して、1-3月期の実質GDP成長率予測を前期比年率+0.2%に下方修正>
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日本経済(月次)予測(2024年1月)<1月末の統計発表集中日のデータを更新し、10-12月期実質GDP成長率予測を前期比年率+3.2%に上方修正>
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日本経済(月次)予測(2023年12月)<12月末統計発表集中日のデータを更新し、10-12月期実質GDP成長率予測を前期比年率+0.7%と下方修正>
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日本経済(月次)予測(2023年11月)<11月末に発表されたデータを更新し、10-12期の実質GDP成長率予測を前期比年率-0.3%と上方修正>
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日本経済(月次)予測(2023年10月)<10月末までに発表されたデータを更新し、7-9月期実質GDP成長率予測を前期比年率-1.8%と下方修正>
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日本経済(月次)予測(2023年9月)<9月末までに発表されたデータを更新し、7-9月期実質GDP成長率予測を前期比年率0.0%と下方修正>
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日本経済(月次)予測(2023年8月)<8月末までに発表されたデータを更新し、7-9月期実質GDP成長率を前期比年率+1.6%と予測>
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日本経済(月次)予測(2023年7月)<4-6月期の実質GDPを、輸入減による純輸出の寄与を反映し、高めの前期比年率+5.0%と予測>
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日本経済(月次)予測(2023年6月)<4-6月期の実質GDPを前期比年率+5.3%と高成長を予測するが、輸入の低迷もあり実質総需要の伸びは同+2.6%>
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日本経済(月次)予測(2023年5月)<5月末の統計集中発表日のデータを更新し、4-6月期実質GDP成長率を前期比年率+2.2%と予測>
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日本経済(月次)予測(2023年4月)<3月の鉱工業指数(速報)及び建築着工統計を更新し、1-3月期実質GDP成長率予測を+0.5%に上方修正>
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日本経済(月次)予測(2023年3月)<3 月末までに発表されたデータを更新し、1-3 月期の実質 GDP 成長率予測を前期比-0.3%と小幅上方修正>
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日本経済(月次)予測(2023年2月)<2月末及び3月第1週発表のデータを更新し、1-3月期実質GDP成長率予測を前期比年率-1.3%に下方修正>
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日本経済(月次)予測(2023年1月)<1月末に集中発表された統計を更新し、10-12月期実質GDP成長率予測を前期比年率+2.1%に下方修正>
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日本経済(月次)予測(2022年12月)<12月末発表のデータを更新し、10-12月期実質GDP成長率予測を前期比年率+1.5%に下方修正>
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日本経済(月次)予測(2022年11月)<12月月初発表のデータ及び7-9月期GDP2次速報を更新し、10-12月期実質成長率を前期比年率+2.6%と予測>
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