研究者紹介
木村 幹2019年4月現在
本研究者は以前に在籍されていた、または研究活動に関わっていた方です。
神戸大学大学院教授
東アジアにおける持続可能性のある高齢化社会構築
朝鮮半島における具体的な歴史的経験を通じて、私達の世界において文化やイデオロギーがどのような役割を果たしているのか、そしてそれは各国の 「近代化」 においてどのような役割を果たしたのか、を研究しています。
学歴
- 京都大学大学院法学研究科修士課程修了
- 博士 (法学) (京都大学)
職歴
- 愛媛大学助手、講師
- 韓国国際交流財団研究フェロー
- ハーバード大学客員研究員
- 高麗大学校客員研究員
主な著作物
- 『朝鮮/韓国ナショナリズムと 「小国」 意識』 ミネルヴァ書房、2000 (第 13 回アジア・太平洋賞受賞)
- 『東アジアにおける政府と企業』 関西大学法学研究所研究叢書 26、2002 (小林弘二,佐々木信彰,唐亮と共編著)
- 『韓国における 「権威主義的」 体制の成立』 ミネルヴァ書房、2003 (第 25 回サントリー学芸賞受賞)
- 『朝鮮半島をどう見るか』 集英社新書、2004
- 『民主化とナショナリズムの現地点』 ミネルヴァ書房、2006 (玉田芳史と共編著)
論文一覧
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東アジアにおける持続可能性のある高齢化社会構築のための方策
研究プロジェクト
研究プロジェクト » 2014年度 » アジア太平洋地域の経済成長と発展形態
ABSTRACT
リサーチリーダー
主席研究員 木村 幹 神戸大学教授
研究目的
日本、韓国、台湾の高齢化問題における連携を模索する。北東アジアでは日本のみならず、多くの国で少子高齢化が進んでいる。この状況において、いかにして社会の活力を維持できるのか。各国の経験や試行錯誤を調査・分析する事により、この問題に資することを目的とする。
研究内容
日本において展開されている高齢者ビジネス(特に高齢者医療関係ビジネス)は、韓国・台湾でも展開する事が可能な事例がある。また、韓国・台湾において展開されている高齢者ビジネスや高齢者雇用施策においては、日本でも活用することが可能な事例がある。これらの事例から連携可能なものを抽出する。
リサーチャー
杉本直俊 金沢大学 准教授
陳永峰 台湾東海大学 助理教授
金成垣 東京経済大学 准教授
杉村豪一 兵庫県立大学 非常勤講師
期待される成果と社会還元のイメージ
各国の実際のビジネスや、行政における高齢者政策作成に資する。
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少子高齢化をめぐる問題に北東アジアの社会レベルで協力して対処するための提言研究
研究プロジェクト
研究プロジェクト » 2013年度 » アジア太平洋地域軸
ABSTRACT
目的
日本とアジア太平洋地域諸国との経済的関係の緊密化にともない、気候変動・自然災害、食糧・水、エネルギー・資源、感染症等の非軍事的脅威からこの地域の経済活動や市民生活の安全・安心を守るための仕組みの構築が喫緊の課題となっている。課題は、一国内の技術的解決策の範囲を超え、国際的な協力の可能性にまで広がっている。
期待される成果と社会還元のイメージ
関西地域のシンクタンクとして、アジア太平洋地域の発展を阻害しかねない様々な脅威への対応策を提案し、同地域の持続的成長に貢献する。
リサーチリーダー 神戸大学大学院国際協力研究科教授 木村 幹
リサーチャー 金沢大学医薬保健研究域医学系准教授 杉本 直俊
リサーチャー 金沢学院大学経営情報学部准教授 酒井 亨