研究者紹介

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研究者紹介

加藤 久和

加藤 久和2019年4月現在

本研究者は以前に在籍されていた、または研究活動に関わっていた方です。

明治大学教授

高齢化社会における市場の変化の方向性

学歴

  • 1981年慶応義塾大学経済学部卒業
  • 1988年筑波大学大学院経営・政策科学研究科修了
  • 2000年博士(経済学)(中央大学)取得

職歴

  • 電力中央研究所主任研究員
  • 国立社会保障・人口問題研究所室長
  • 明治大学政治経済学部助教授
  • 明治大学政治経済学部教授

主な著作物

  • 『人口経済学入門』(日本評論社、2001年、日本人口学会賞受賞)
  • 『人口経済学』(日経文庫、2007年)
  • 『EViewsによる経済予測とシミュレーション入門』(共著、日本評論社、2006年)
  • 『世代間格差――人口減少社会を問いなおす』(筑摩新書、2011年)
  • 『20歳からの社会科』(共著、日本経済新聞出版社、日経プレミアシリーズ154、2012年)
  • 『gretlで計量経済分析』(日本評論社、2012年)
  • 『社会政策を問う』(明治大学出版会,2014年)

論文一覧

  • 加藤 久和

    人口減少下の医療介護ビジネス

    インサイト

    インサイト » トレンドウォッチ

     / DATE : 

    AUTHOR : 
    加藤 久和

    ABSTRACT

    医療・介護ビジネスは成長の源泉として期待される一方、担い手不足や医療・介護保険財政の悪化など課題も多い。本稿では、最初にアベノミクスにおける医療市場創出の方向性を概観するとともに、関西における医療を中心とした国家戦略特区の概況、医薬品・医療機器産業の現状と課題を紹介する。次いで、著者による人口推計を用い、医療保険・介護保険制度の財政状況及び担い手に関する需給バランスなどについて、全国と関西圏の動向を整理する。

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  • 加藤 久和

    高齢化社会における市場の変化の方向性

    研究プロジェクト

    研究プロジェクト » 2014年度 » 人口減少・高齢化社会における需要構造の変化

    RESEARCH LEADER : 
    加藤 久和

    ABSTRACT

    リサーチリーダー

    主席研究員 加藤久和 明治大学教授

     

    研究目的

    日本及び関西の人口構成予測に基づく市場構造変化を摘出する。さらに、予測・分析・データベースチームとの連携を図り、中長期の財政見通し向けてのモデル構築に資する。

     

    研究内容

    高齢化社会における市場の変化を捉えるには、変化する人口規模の推移とその構成変化を正確に見据え、そこから経済的なポテンシャルや消費市場の変化をイメージしなければならない。そのため2014年度では、まず人口推計の実施、潜在的な成長力の把握を優先的に研究し、消費市場の変化などについてはこれらの研究成果を踏まえた上で考察・展望を進めることとする。加えて長期的には女性の活用の方策、移民のあり方などについても研究を行い、上記の研究内容をより深めていく。

     

    リサーチャー

    入江啓彰 近畿大学短期大学部講師

     

    期待される成果と社会還元のイメージ

    関西圏の人口推計の結果をもとに、高齢化などの人口構造の変化が消費市場に及ぼす影響の検討しこれを公表することで、多くの企業や経済団体に活用できる有用な情報として社会還元を図る。今後アジア諸国においても高齢化の進行は不可避であり、アジア市場などにおいても応用可能な成果をめざす。

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