アジア人材の活用~関西経済の持続的成長を目指して~

研究プロジェクト 2026年度

ABSTRACT

研究計画

研究の背景

APIRでは2024~25年度に実施した自主研究プロジェクト
「人口減少下における活力ある関西を目指して~2050年を見据えて~」において、
人口減少・高齢化が進む関西の現状と課題を分析するとともに、
関西版労働需給予測モデルの構築に取り組みました。

一方、人手不足の深刻化を背景に外国人労働者は増加を続けており、
外国人材の活躍と定着は関西経済の持続的成長に向けた重要な課題となっています。
政府や関西経済連合会においても、外国人材の受入れや地域社会との共生に向けた方向性が
示されている一方で、企業や地域が直面する課題や具体的な対応策については、
さらなる検討が求められています。

こうした状況を踏まえ、本プロジェクトでは、関西の在留外国人の約9割を占めるアジア人材に着目し、
「共働」と「共生」の両面から、関西経済の持続的成長につながる方策を検討します。

 

分析の手法または現地調査の詳細

●マクロ分析
・世界人口と今後の日本における外国人材の動向
・関西版労働需給予測モデルによる将来シミュレーション
・日本と海外の在留資格制度(ビザ)の制度理解
・日本企業と海外企業における人的資本経営の整理
・日本とアジア各国における文化的背景の違いの整理
●ミクロ分析
・世界各国での外国人材受け入れ制度の事例研究(選定の基準等)
・関西個別企業の先進事例の研究(人事評価や昇給基準等)
・在日外国人のコミュニティ形成に関する事例研究
・外国人からみた日本および関西の価値についての研究
・都市規模別での課題の整理

 

期待される成果と社会還元のイメージ

・関西版労働需給予測モデルを活用し、将来の労働需給ギャップや外国人材の有効性を可視化・発信する。
・アジア人材の受入れ・活躍・定着に関する国内外の先進事例や関西企業の取組を調査し、実践的な知見として共有する。
・外国人材への調査・ヒアリングを通じて、就労・生活両面の課題やニーズを把握し、多文化共生に向けた示唆を提供する。
・研究成果を『関西経済白書』やフォーラム等で広く発信し、企業の人材戦略や地域の受入れ環境整備に資する提言につなげる。

 

研究体制

研究統括
稲田 義久  APIR研究統括兼数量経済分析センター長
リサーチリーダー
守屋 貴司  APIR上席研究員

 

リサーチリーダー
加藤 久和  明治大学政治経済学部教授
小平 達夫  富山短期大学健康福祉学科教授
九門 大士  亜細亜大学アジア研究所教授
権 明       APIR研究員
阿如漢       APIR研究員
古山 健大     APIR研究推進部員
蕨野 真紀     APIR総括調査役
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