日系企業アジア地域のサプライチェーンのあり方

2014-04-30

リサーチリーダー

主席研究員 鈴木洋太郎 大阪市立大学教授

 

研究目的

産業別の分析に地域の視点を絡め、企業の実践的な海外展開戦略立案に資する研究を行う。日本企業のアジア立地戦略とアジア地域におけるサプライチェーンに関する論点やフレームワークを整理する。

 

研究内容

繊維・アパレル産業、電機産業、自動車産業、食品・外食産業、事業所サービス業など産業ごとに、日本企業のアジア地域への事業展開の特徴や課題について整理・検討するとともに、アジア地域におけるサプライチェーンを含む国際分業の実態を明らかにする。産業比較や進出地域比較を通じて、日本企業のアジア地域でのサプライチェーンのあり方について、付加価値最大化のためのアジア立地戦略の観点から論じる。

 

リサーチャー

川端基夫 関西学院大学教授

藤川昇悟 阪南大学准教授

鍬塚賢太郎 龍谷大学准教授

佐藤彰彦 大阪産業大学准教授

桜井靖久 大阪市立大学特任講師

 

期待される成果と社会還元のイメージ

日本企業がアジア立地戦略を検討する際に、特に異業種間での情報共有などにおいて参考に資する形で還元を図る。また、経済団体・行政が日本企業のアジア進出を政策的に支援する際の参考に資する。

研究成果

  • 3月2日に第4回研究会を開催しました

関連論文

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日本企業のアジア進出 ―国際産業立地論から考える―

[ コメンタリー ] AUTHOR鈴木 洋太郎 DATE2014-02-24

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Abstract/Keywords

国際産業立地論、アジア進出

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日本企業立地先としてのアジアの魅力とリスク

[ 2013年度/アジア太平洋経済展望 ] AUTHOR鈴木 洋太郎 DATE2013-03-08

Abstract/Keywords

日本企業のアジア立地、サプライチェーン、市場開拓、国際分業

研究成果概要

 本研究は、国際産業立地といった地理的・空間的な側面から、日本企業のアジア進出や国際分業進展について検討することで、アジア地域の発展と並立しうる日本企業の真のグローバル化の道を探ることを目的としています。繊維・アパレル、電機、自動車、外食など産業別の分析に、中国、タイ、ベトナム、インドネシアなど市場(地域)の視点を絡め、企業の実践的な海外展開戦略立案に資する研究を行いたいと考えております。本年度は、前年度の成果を踏まえながら、広い意味でのサプライチェーン(ビジネスチェーン)にとくに注目しながら、日本企業のアジア立地展開や日本企業立地先としてのアジアの魅力とリスクについて考察しています。詳細はこちら

 目的

繊維・アパレル産業、自動車産業、食品産業等の中小企業のアジア立地戦略を点検し、収益率とリスクの形態について明らかにする。日本企業がアジアでの事業活動の成功とともに、国内事業活動の国際競争力を向上させ、日本・アジアにおける国際分業を進展させることが望ましい。そのためには、日本企業にとってアウェー市場であるアジアの立地環境上の魅力とリスクについて十分に把握する必要がある。 市場の大きさでは中国立地の重要性は軽視できない。アジア諸国・諸地域の立地環境上の魅力とリスクを比較検討し、日本企業の立地戦略のあり方を考察することにより、企業のアジア進出を経済団体・行政が政策的に支援する際の参考に資する。

内容

・まず、産業別にそれぞれアジアの立地環境上の魅力とリスクを明らかにする。現地調査の対象は、中国、韓国、タイ、ベトナム、インド等とする。 ・次に、地域別に日本企業立地先としてのアジアの諸国・諸地域を地理的にいくつか区分し、立地環境上の魅力とリスクを比較検討する。たとえば、産業集積形成が一定程度みられるアジアの新興地域と、裾野産業が未熟な「新新興地域」とに区分して、重層的に検討する。

期待される成果と社会還元のイメージ

・中国、韓国、タイ、ベトナム、インドを中心とするアジア諸国を「アウェー市場」ととらえ、立地上の魅力とリスクを明らかにする。 ・多国籍にまたがって海外展開する大企業について、政治的リスク、災害リスク、経済変動リスク、労務管理リスクなどの視点から、グローバルなリスク管理上の課題と解決策を明らかにする。 ・研究成果は、アジア立地戦略の検討において、特に自社とは異なった産業での状況について、参考になる。
鈴木 洋太郎
研究プロジェクト

日本企業立地先としての東アジア

[ 2012年度/アジア太平洋経済展望 ] AUTHOR鈴木 洋太郎 DATE2012-04

Abstract/Keywords

東アジア

リサーチリーダー 鈴木 洋太郎 大阪市立大学教授 研究成果概要 本研究は、国際産業立地といった地理的・空間的な側面から、日本企業(関西中小企業)のアジア進出や国際分業進展の課題や展望について考察しています。繊維・アパレル、電機、自動車、外食などの具体的な産業分野ごとに、日本企業のアジア立地戦略について検討しており、また、中国とタイを中心にして、アジアの諸国・諸地域の立地環境上の魅力やリスクについて検討しています。考察を踏まえ、日本企業にとってアジア地域はコスト削減の場所よりも市場開拓の場所になりつつあること、広い意味での日本式サービス(日本的管理方式やメンテナンスなどを含みます)が企業優位性として活用でき、現地での市場開拓の切り口となり得ること等を提言しています。詳細はこちら 研究目的 国際産業立地の視点から、日本企業(特に関西中小企業)の東アジアへの展開や国際分業進展について、その課題と展望を明らかにする。 研究内容 ○企業のアジア立地を専門とする研究者、東アジア地域への立地に興味をもつ企業関係者等によるオープンな 研究体制 ○日本企業のアジアでの事業活動に関するデータ分析及び現地調査 ○日本企業のアジア立地戦略と東アジア地域の立地環境の特徴・動向の考察。企業の事業活動を業種別及び機能別に区分し、時代とともに、どのような業種・機能がどのような立地環境を有するアジアの国・地域に立地する傾向があるのかを分析 メンバー 川端基夫  (関西学院大学) 鍬塚賢太郎 (龍谷大学) 藤川昇悟  (阪南大学) 佐藤彰彦  (大阪産業大学) 桜井靖久  (大阪市立大学) 期待される研究成果 ・東アジア各地域の市場特性、競争条件等の分析 ・関西企業の立地戦略の具体例の課題と展望の分析 ・直接投資を企図する関西企業、自治体政策への情報提供